鉄骨鳶工とは?
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鉄骨とび工事とは
とび職人は昔から花形の職人と言われています。その歴史は江戸時代に遡り、火事場の火消しの為に果敢に飛び込む勇ましい姿が人気があったという話や、国宝・重要文化財の復旧をどの職人が一番初めに行うのか?を考えると、まず足場を組み立てるとび職人が先陣を切って現場を立ち上げていく様子は想像に難くなく、棟梁的な立場の存在であると考えられ、花形と呼ばれているという話もあります。昨今においても、大規模な現場で建設現場の職人の象徴としてクローズアップされる事も多く、現在でも花形の職業です。
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鉄骨建方とは
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鉄骨建方は「下まわり(地走り)」と「取付け」の2グループに分かれて作業し、「下まわり(地走り)」の主な作業とは地上にて荷を吊るための段取り、「取付け」は地上から吊ってきた鉄骨を、高所にておさめる作業が主となる。
簡単に鉄骨建方の作業手順と内容を説明すると、鉄骨建方は、資材・部材の搬入から始まり、柱を建て、梁を繋いでいく。
命綱となる安全帯を架ける設備を整え、開口部には落下防止のための、水平ネットを張り、外周部分には、飛散防止用の垂直ネットを張る。
そして、 仮設資材や仮ボルト、本ボルト、スラブ材となる、デッキプレートや鉄筋材、電気・設備用の機械やラーザーユニット、本設エレベータのウインチなど他業者の重量物を揚重するのも鳶の仕事となる。 |
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